コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)の研究者らは、博士号を付与する米国大学における教員の採用・保持の傾向を調査した研究結果をまとめた論文「米国大学教員採用・保持における階層性とダイナミクスの数量化(Quantifying hierarchy and dynamics in US faculty hiring and retention)」を2022年9月21日付「ネイチャー(Nature)」誌で発表した。これによると、博士号を保有する大学教員の約80%は、米国大学全体の約20%の大学で学位を取得したという。また、米国大学で博士号を取得した大学教員全体の8人に1人は、ミシガン大学(University of Michigan)、ウィスコンシン大学マディソン校(University of Wisconsin at Madison)、カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)、ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)、及び、スタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州)の5大学のいずれかで博士号を取得していた。
なお、本論文は、<https://www.nature.com/articles/s41586-022-05222-x#Sec9>から閲覧可能。
Inside Higher ED, Prestige Hiring Across Academe
https://www.insidehighered.com/news/2022/09/23/new-study-finds-80-faculty-trained-20-institutions
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