教育企業のIDPコネクト(IDP Connect)社が世界中の学生1万人超を対象に実施した留学先に関する調査「未来の浮上(Emerging Futures)」の結果から、留学先として最も人気の高い国はカナダで、回答者の26%が第1候補に挙げた。第2位は米国の20%で、第3位は英国とオーストラリアが同率で19%が第1候補に挙げた。カナダは、留学先を決定する主要因のうち、卒業後の雇用機会、留学後の就労政策、及び、福利厚生などの評価が最高であったのに対し、米国は教育の質が非常に高い点が評価されている。また、米国を留学先第1候補とした回答者の中では、70%が教育の質の高さを理由に挙げており、特にインド在住者の81%、ベトナム在住者の84%がこのように回答している。一方、米国を第2候補とした回答者は、生活費の高さ、授業料の高さ、安全面での懸念などを第1候補としなかった理由に挙げている。さらに、留学後の雇用機会が学生の長期的利益に繋がると考えられており、留学先決定の主要因に挙げられているが、留学先となる国の変更を考える要因となるのは、より好条件の奨学金、卒業後の就職保証、及び、費用の割引であった。

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IDP Connect Ltd., International Students increasingly looking to the US to provide high quality education

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