米国学生情報研究センター(National Student Clearinghouse Research Center)は6月22日、2020-21学年度の学士号・準学士号・修了証取得者に関する調査結果を発表した。これによると、2020-21学年度の学士号・準学士号・修了証取得者数は370万人で、前学年度から1.1%増となった。また、過去に準学士号取得後に4年制大学に編入して学士号を取得した例などのように、2020-21学年度に取得した学位が最初の学位ではないという卒業者数が増加した。その他の主な結果は以下の通り。
- 2020-21学年度に初めて学位を取得した卒業者数は前学年度比9%減(2万5,400人減)でほぼ横ばい。修了証取得者数は減少傾向が継続(2.6%減、1万1,800人減)する一方、学士号取得者数(0.7%増、1万600人増)、準学士号取得者数(0.3%増、2,500人増)ともに、大きく減少した前年度から回復の兆候。
- 年齢別にみると、準学士号・修了証を初めて取得した25歳未満の卒業者は継続して減少傾向。一方、初めて学位を取得した25歳以上の卒業者数は前学年度比4%増(1万350人増)で、特に30代の卒業者数が同4.3%増(1万700人増)。
National Student Clearinghouse Research Center, Undergraduate Degree Earners: Academic Year 2020-21
https://nscresearchcenter.org/undergraduate-degree-earners/
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