大統領府科学技術政策局(White House Office of Science and Technology Policy:OSTP)は8月25日、国家助成を受給して行われた研究の結果に関し、今後は直ちに無料で米国民に公開することを発表した。これにより、助成研究結果及び論文に関して、これまで認められていた12カ月間の任意公開制限期間を廃止し、無料での一般公開が速やかに行われることになる。これに当たって、各省庁はそれぞれの研究アクセス・データ一般公開方針を更新する必要があるため、まず、各省庁は、省庁方針を2023年半ばまでに更新し、完全施行を2025年末までに行うことがOSTPより指示された。
なお、OSTP長官代行を務める大統領補佐官代理兼科学・社会ディレクター代理のアロンドラ・ネルソン(Alondra Nelson)氏が各連邦省庁に送付した覚書は、<https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2022/08/08-2022-OSTP-Public-Access-Memo.pdf>からダウンロード可能。
The White House, OSTP Issues Guidance to Make Federally Funded Research Freely Available Without Delay
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