高等教育関連情報を提供するインサイド・ハイヤー・エド(Inside Higher Ed)社とカレッジパルス(College Pulse)社は、大学生及び2022年春学期卒業者合計2,239人を対象に7月中旬に実施した最新の「スチューデント・ボイス(Student Voice)」調査の結果を発表した。本調査では、大学職員の勤務体制(オンキャンパス勤務・リモート勤務)に関する安心感の程度について質問されている。これによると、カウンセリングセンター及び学資援助課については、担当職員一部が常にオンキャンパス勤務し、学生に直接対応することが必要と回答する学生の割合が最大(56%)であった。これに対し、運動競技課及びイベントチケット販売課で職員のオンキャンパス勤務が必要と回答した学生は全体の20%と最小で、経理課職員に関してはこの割合は25%、教務課及びキャリアセンター職員に関しては約33%であった。また、回答者の12%は、調査対象となった12部署のいずれにおいても職員によるオンキャンパス勤務の必要はないと回答し、特に大学1、2年生は、2022年春学期卒業者と比較して、直接対応可能な大学職員の存在を重視しない傾向が見られた。
なお、本報告書は、<https://reports.collegepulse.com/students-as-customers-on-campus>に必要事項を記入後、ダウンロード可能。
Inside Higher ED, Students Vote for Remote (Employees)
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