エネルギー省(Department of Energy)科学局(Office of Science)は、同局が実施する助成プログラムに応募する研究者に対し、提案書提出の際に「包摂的且つ公平な研究促進計画(Promoting Inclusive and Equitable Research (PIER) Plan)」を含めることを義務付けるとウェブサイトで発表した。PIER計画提出が義務付けられる研究者には、エネルギー省傘下の国立研究所所属研究者も含まれる。PIER計画は、研究プロジェクトにおいて科学的卓越性を進歩させるための本質的要素として、公平性及び包摂性を促進する活動・戦略を記述することが要件とされる。これは、エネルギー省組織内及び科学コミュニティ内における多様性・公平性・包摂性向上に向けた科学局による幅広い取り組みの一環で、他にも、エネルギー研究ポートフォリオにおいて歴史的に少数派であるマイノリティ受入大学などを含む研究機関で行われる研究プロジェクトへの助成を目的とした「新規エネルギー科学人材支援(Reaching a New Energy Sciences Workforce)」プログラムなどを行っている。
なお、PIER計画提出義務付けに関する詳細は、<https://science.osti.gov/grants/Applicant-and-Awardee-Resources/PIER-Plans>から閲覧可能。
Science, Department of Energy requires plans to promote diversity from grant applicants
https://www.science.org/content/article/department-energy-requires-plans-promote-diversity-grant-applicants
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