米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science:AAAS)会員は、次期AAAS会長に、メリーランド州最大の歴史的黒人大学であるモーガン州立大学(Morgan State University、メリーランド州)研究・経済開発担当副学長で化学教授のウィリー・メイ(Willie E. May)氏を選出した。メイ氏は現在、AAASの産業科学技術部門協議会(Council for the Section on Industrial Science and Technology)メンバーで、過去には標準技術担当商務次官や米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)ディレクターを務めた経歴を持つ。また、新たなAAAS理事には、ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)アネンバーグ公共政策センター(Annenberg Public Policy Center)ディレクターでコミュニケーション学教授のキャスリーン・ホール・ジェイミーソン(Kathleen Hall Jamieson)氏と、フロリダ大学(University of Florida)科学史教授のバッシリキ・ベティ・スモコビティス(Vassiliki Betty Smocovitis)氏を選出した。ジェイミーソン氏は2021年に、また、スモコビティス氏は2001年にそれぞれAAASフェローに選出されている。2人の理事任期はそれぞれ4年間となる。
American Association for the Advancement of Science, Morgan State’s Willie E. May to Serve as AAAS President-Elect
https://www.aaas.org/news/2023-election-announcement
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