9月7日、米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は、国防総省研究工学担当次官室(Department of Defense Office of the Under Secretary of Defense for Research and Engineering:DOD OUSD(R&E))との協力の下で、米軍・米国政府・重要インフラ運用者が、時と場所を問わずに高セキュリティ通信を行えるような5Gソリューションの促進に向けて、1,200万ドルを投資したことを発表した。具体的に、NSFの「収束アクセレレータプログラム(Convergence Accelerator program)」の「トラックG:5Gインフラを通した高セキュリティ運用(Track G: Securely Operating Through 5G Infrastructure)」という研究テーマに取り組む2022年コホートとなる学際チーム16組を今般採択した。「トラックG」は、5Gの脆弱性の分析・緩和、5G基準・政策に寄与する綿密な調査、米軍・米国政府向け5G通信の進歩に向けた技術開発促進を目的とする、国防総省の「5Gイニシアティブ(5G Initiative)」を基盤としている。採択チームは、今後9カ月をかけて最初のアイデアからの概念実証を行い、新たなチームメンバー・パートナーを特定すると共に、収束アクセレレータが提供するイノベーション講座に参加することになる。
なお、収束加速プログラムの詳細は、<https://beta.nsf.gov/funding/initiatives/convergence-accelerator>から閲覧可能。
National Science Foundation, NSF, DOD partner to advance 5G technologies and communications for U.S. military, government and critical infrastructure operators
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