QS社は4月5日、2022年版世界大学ランキング(QS World University Rankings)を発表した。これは、世界の著名大学1,029校に関し、①学業評価、②雇用主からの評価、③教員対学生の人数比率、④教員1人当たりの論文引用件数、⑤外国人教員の割合、⑥留学生の割合、の6つを基準としてランク付けしたもので、上位100校を発表している。これら上位100校のうち、米国大学が最多の26校で、英国大学の18校がこれに続いた。1位にはマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)が選ばれ、2位はオックスフォード大学(University of Oxford、英国)、3位はスタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州)とケンブリッジ大学(University of Cambridge、英国)が同率となった。上位10大学の国別内訳は、米国5校、英国4校、スイス1校となっている。一方、アジアの大学では、シンガポール国立大学(National University of Singapore)と南洋理工大学(Nanyang Technological University、シンガポール)が11位と12位にランクされて最高位で、清華大学(Tsinghua University、中国)と北京大学(Peking University、中国)がそれぞれ17位と18位でこれに続いた。なお、日本の大学では、東京大学(同率23位)、京都大学(33位)、東京工科大学(56位)、大阪大学(同率75位)、東北大学(同率82位)の5校が上位100校に含まれている。
Quacquarelli Symonds Limited, The World’s Top 100 Universities
https://www.topuniversities.com/student-info/choosing-university/worlds-top-100-universities
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